[Net]94年前~アフィリとドロップシッピングをやっている業界
アフィリエイトとドロップシッピングを94年前からやっている業界
があります。
「え?94年前ってインターネットなんてない時代でしょ?何言ってんの?」
と思いました?
インターネットを使わないだけで、アフィリやドロップシッピングと
全く同じことをしてきた業界があるんです。
その業界とは…
旅行業界です。
私は、バイトですが2社通算3年間、旅行業界で働いていました。
内側から見ても、辞めた後外から見ても、旅行業界はアフィリエイトと
ドロップシッピングそのものだと考えています。
旅行業者の仕組みに興味がなくても、まぁ読んでみて(笑)。
普段消費者として旅行代理店を利用していると意識することは少ないかも
しれませんが、旅行代理店が販売する旅行には、手配旅行と主催旅行
があります。
(業界離れて2年たってるので、名称等は変わってるかも。汗)
手配旅行とは、消費者の希望に従って、ホテル・交通機関等を組み合わせて
オーダメイドで組み立てる旅行です。
旅行代理店のやることは、消費者の希望する行き先について情報を提供し
(観光なりビジネスなり)、宿と交通機関の空き状況を電話して確認し、必要で
あれば予約を取ります。
この場合、旅行代理店は、旅行の申し込みを使者(民法用語で、決定権限のない
代行者のことを言います)として代行するだけです。
宿泊代金やキャンセル料金の規定は宿・交通機関の規定の金額になります。
手配旅行の場合に旅行代理店の収入は、「宿泊代金の○%(業者によります)、
食事料金の○%、運賃の○%」のように、消費者が払った料金の中から、一定の
割合を、宿や交通機関から貰う送客手数料です。
⇒つまり、旅行代理店は、宿や交通機関にとっては、歩合制で外部委託の営業マン。
基本給は不要で成功報酬です。(ココ重要!後で出てくるから覚えておいて)
↓図解するとこんな感じ

これに対して、主催旅行とは、予め旅行会社側でパッケージしたホテル・
交通機関・見学先等のセット(ホテルのみの場合もあり)を、消費者が
選んで申し込む旅行です。
主催旅行の場合、旅行代理店のやることは、手配旅行より複雑です(^^;
まず、仕入れです。
ホテル・交通機関等と予め契約上のブロック数(アロット数)を決めて
契約します。
ブロック数とは、その分の在庫(部屋・席)を、契約した旅行業者専用に
確保してしまう
数のことです。ホテル・交通機関は、原則として、ブロックした部屋・
席に対して直接の予約を取りません。
ブロック数の契約では、「この在庫に予約が入ったら、旅行業者が宿・
交通機関に払う代金は○○円で」というように、仕入れ料金も取り決め
ます。
次に、プランの組み立て。
仕入れた宿と交通機関の在庫を組み合わせて、旅行プランを作ります。
「週末は気ままにホテルステイ(ホテルのみ)」
「初夏の札幌3日間の旅(ホテル・飛行機セット)」
「奥入瀬○日間観光ツアー(旅館・JR・ツアーガイドセット)」
みたいなやつです(笑)。
料金は、
「宿と交通機関の仕入れ料金+ガイドの仕入れ料金(人件費)+利ざや」
で決めます。
そして、このプランのパンフレットを刷り、折込チラシを刷り、
TVCMを作り、WEBに掲載して…様々な手段で消費者に旅行プランを
アピールするわけです。
念願かなって消費者から申し込みがあったら、旅行業者はブロックして
貰っている在庫を使って、旅行プランを販売します。その際、ついでに
旅行先についての情報提供もします。
この場合の料金は、宿や交通機関の規定料金は関係なく、旅行業者が自分で
決めて、プランとして販売している料金です。キャンセル料も、旅行業者の
手数料を含んでいるので、旅行業者自体のルールで課金されます。
そして、手配旅行では、旅行業者の収入は、プラン料金に含ませた利ざやと、
宿や交通機関から巻き上げる送客手数料の合計になります。
⇒つまり、旅行代理店は、宿や交通機関にとっての歩合制で外部委託の営業マン
(基本給は不要で成功報酬)でもありますが、消費者にとっては売主としても
存在しています。
↓図解はこんな感じ

長々と旅行について説明をしましたが、重要なところを再度書きますね。
■手配旅行:旅行代理店は、宿や交通機関にとっては、歩合制で
外部委託の営業マン。基本給は不要で成功報酬です。
■主催旅行:旅行代理店は、宿や交通機関にとっての歩合制で
外部委託の営業マン(基本給は不要で成功報酬)でもありますが、
消費者にとっては売主としても存在しています。
どうでしょうか?
扱う商品が宿・交通機関でのサービスという特殊な点を捨象して考えると、
手配旅行はアフィリエイト、主催旅行はドロップシッピングそのもの
ではありませんか?
日本で最初の旅行会社、JTB(の前身)の創業が1912年ですから、日本でも94年前
から行われていたのです。海外ではもっと前から行われていたらしいです。
なぜこのメルマガで突然旅行業界の話を持ってきたかというと、
アフィリエイトの将来は旅行業界の歴史を見ることである程度予測
できるのではないか、ということ。
もちろん、インターネットならではの特殊性は考慮しなければならない
にせよ、旅行業界の歴史から、アフィリエイト業界が学べることは
たくさんあると思います。
ちなみに、旅行業界は、
旅行代理店全盛期(創業~約6年前)→ネット直販期(ここ6年
ぐらい)→旅行代理店の価値見直し期(つい最近)
と進んでおります。。。